駅直結のエキナカを便利に楽しむ

「エキナカ」とは文字通り、駅の中になるショッピング街のことです。通勤の途中、旅を含めた移動の途中で、ちょっと立ち寄って利用したいタイプのお店が揃っていて大変便利です。それぞれの駅のエキナカは、価格やファッションスタイルなど、その土地の性格を反映するラインナップで構成されているので、好きな土地に行けばきっとその場所のエキナカも気に入るはずです。
立ち食いそば

駅の中にある店の代表格といえば、通称「立ち食いそば」と呼ばれる、立って食べるスタイルの麺類を扱う飲食店です。そばと書いてありますが、うどんもあることが多く、立ち食いとありますが、近頃ではちょっとしたカウンター席もあることが多いです。もともとは忙しい移動時間の10分程度を使って、男性サラリーマンが空腹を埋める場所として登場しましたが、今では 綺麗な店舗も多く、安くて味もよいので、幅広い世代に利用されています。250円~600円程度で食事ができます。
名店街

東京駅、名古屋駅、仙台駅などの主要駅には、その土地の名物や名店が集まった「名店街」というものがあります。これらは駅から出ずにその土地の味覚を堪能でき、観光客にとって大変便利な場所と言えます。特に東京駅のエキナカの規模は大きく、ラーメンから寿司、郷土料理など全国の美味しいものに出会えます。エキナカ名店街を活用すれば、乗り換えの待ち時間だけでも楽しむことができるでしょう。テイクアウトできるものも多数扱っています。
話題の店に出会える

エキナカはひと通りが多い1等地であるためお店の入れ代わりが激しく、結果的にその時に人気のあるカフェやパン屋さん、スイーツ店などに出会える可能性が高いです。日本人はこうした流行に弱いところがあるので、エキナカのお店の前に行列ができていたら、そこはその時に話題のお店である可能性があります。
手軽な衣料店

エキナカには、そのエリアで求められているファッションブランドが入っている傾向があります。例えば、新橋なら、オフィスで働く人が多くを占めているため、女性ファッションでも襟のあるシャツが合うようなきちっとした服装を推奨するブランドが入り、表参道駅では、もう少しファッショナブルに雑貨などを扱っているお店が多いというイメージです。観光をして、その土地が気に入ったなら、きっと、そこにあるエキナカに入っているお店のラインナップも皆さんのお気に入りになるはずです。