鳥取
石畳の参道
大神山神社へと続く日本一長い石畳の参道

大山寺入り口から大神山神社奥宮まで、約700mにわたって続く自然石で作られた参道。
別名“御幸参道”とも呼ばれるこの道は、「日本一長い石畳の道」と書かれた看板を掲げる大山の象徴です。
この石畳は寛政年間(1789~1800) にその原形ができたとされ、杉木立の続く並木の両側には、中門院派の僧坊跡が埋もれており、その右側には江戸中期の磨崖「吉持地蔵」が鎮座。その奥の銅鳥居は博労座より移築されたもので、そこを抜けると旧大山寺本坊の西楽院後を見て、奥宮の神門を仰いでいます。
<乾いた喉を潤す「神の水」>
参道を歩いているとその脇に湧く名水を見つけることができます。
よく見ると「御神水」の文字。
何とも霊峰大山に湧く名水らしい名前ですが、これは古くより湧き、時の僧兵たちもこの水を大切にしてきたようです。
大山登山に、また参拝に行く道すがら汲んで上がるのも◎。ぜひそのクセのない透き通った名水を味わってみてください。